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イッツ・パーティ・タイム・ウィズ・キング・カーティス |
インスト中心の作品。とにかく落ち着いた中での演奏が続く。キング・カーティスよりもギターが中心の時があったりで、実際にパーティでどうぞというところなのだろう。
ミディアムテンポの落ち着いた流れが雰囲気よさげなパーティを連想させてくれる。
だがそれもやはりこの時代のものということなのだろう。
速弾きも強烈なアピールもないすっきりとした作風の曲がしっとりと続いていく。だがサックスがはいった瞬間にやはりキング・カーティスの圧倒的な存在感に驚かされたりもする。
サックス好きにはたまらない音なのかもしれない。
だがやはりそれがこの時代の音という部分に連なっていくところでもある。
この時代が好きな人には最高の瞬間が延々と続いていく。
気持ちが落ち着く人にはこれは最高の作品だろう。
ストレートな音楽を楽しむにはこれはほんとうにいい感じの作品であり、落ち着く瞬間を求めるにもこれは最高なのかもしれないが、やはりその時代を理解して初めてというのが本当のところだろう。 |
曲目 |
1.FREE FOR ALL
2.EASY LIKE
3.HOT SAXES
4.I'LL WAIT FOR YOU
5.THE PARTY TIME TWIST
6.LOW DOWN
7.KEEP MOVIN'
8.(LET'S DO)THE HULLY GULLY TWIST
9.SLOW MOTION
10.FIREFLY
11.SOMETHING FRANTIC
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